2022〜2023年度 クラブ運営方針

2022-2023年度 国際ロータリーのテーマ
『Imagine Rotary(イマジン ロータリー)』
想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。
私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています。
2022-2023年度 地区スローガン
『ロータリーの素晴らしさを体感しよう!』
2022-2023年度 クラブテーマ
『ロータリーに学ぶ』
会長 小野 惠司
RIのジェニファー・ジョーンズ会長がRIのテーマを『Imagine Rotary』としたとき、テーマ自体が何か漠然としてすぐにはその真意をわかりかねる人が多かったと思います。2022年1月20日の基調講演で、ロータリアンはロータリーを最大限に利用することで、ロータリーの新しい活動の場を創出してくださいと強調しています。友末誠夫地区ガバナーも『Imagine Rotary』のテーマに大変感動され、ロータリーの活動の機会をさらに広めて社会に貢献する楽しさを想像しましょうと、われわれ第2690地区のロータリアンにも推奨されました。私はこのお二人の基調講演を拝聴し、お二人自身が真の『dreamer(夢想家)』なのではないかとの印象を持ちました。出雲ロータリークラブにおいてもまずはこのRIテーマや地区スローガンを導入し、会員各人もロータリーの素晴らしさとは何かを再考する1年にしていただきたいと考えます。
さて私は2022-2023年度クラブテーマを、『ロータリーに学ぶ』とさせていただきました。このテーマもある意味RIのテーマと同様に、あえて平易で抽象的な言葉を選んでみました。ロータリーに限らず『学ぶ』対象や目標は限定する必要なく、『学ぶ』という言葉の意味についてもあえて会員個々人の解釈に委ねようと考えています。例えば入会間もない会員は、ロータリーのしくみを学ぶと解釈し、国際ロータリーや標準クラブ定款、奉仕活動を勉強することと捉えるかもしれません。ある程度の役職を担った会員は、ベテラン会員に教えを受けて、ロータリーのしくみだけではなく、ロータリーの精神を習得することと考えるかもしれません。過去に重要な役職を担い多くの経験を積まれてこられたベテラン会員は、長年のロータリー活動を通じて自らになにをもたらしてくれたかを振りかえることになるかもしれません。『学ぶ』という言葉には、経験することによって自らを知るという意味もあります。この1年間各会員は、是非とも自らのロータリーについて考え、学んでみてください。
皆さんは『十牛図』をご存じでしょうか。これは禅の悟りに至るまでの十の段階を十の図と詩で表したものです。私の場合ロータリー活動においては、ようやく牛の尻尾が見えてきた段階の『見牛(けんぎゅう)』ではないかと思っています。まだまだ未熟な私ではございますが、本年度の会長業務に誠心誠意務めるとともに、次年度の周年行事『出雲ロータリークラブ創立70周年記念行事』にむけて、会員一丸となって準備を進めて参りたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。