2023〜2024年度 クラブ運営方針

2023-2024年度 出雲ロータリークラブテーマ
『稽 古 照 今(けいこしょうこん)』

会長  森山 宗浦

 本年度出雲ロータリークラブは設立70周年を迎える記念の年度であります。このような年度にクラブ会員として立ち合える事、さらにはクラブ会長という任に携わる事が出来大変光栄であります。
出雲ロータリークラブでは毎月最終例会において「出雲ロータリークラブ百年歌」というクラブソングを歌います。この歌は設立50周年の時に作られたものであり、私のロータリー入会の紹介者である直良光洋氏、そして入会時会長の海田孝雄現会員による作詞であります。
 さて、本年度のクラブテーマを「稽古照今」(けいこしょうこん)とさせていただきました。私の禅の師である方からの最後の言葉であり、出典は古事記の序文のようです。稽とは考えると読みも意味も同じで「いにしえをかんがえ、いまにてらす」と読み下します。現在出雲ロータリークラブでは大先輩から若い会員まで幅広い年齢層で構成されており、時代も後押しをし大きな転換期とも言えるでしょう。単純に新しい事にただ移行するのではなく、そこに先人達に学び今の時代に照らし、より良いクラブ運営をする事が大事と考えます。
 本年度国際ロータリー会長のゴードンR・マッキナリー氏もメッセージの中で、今は歴史的なときであり、これまでの取り組みを継続することが重要であると言っており、継続とは、以前のリーダー達の良いアイデアを前進させることを意味するとあります。出雲ロータリークラブにおいても、先輩会員後輩会員がお互いに対し、敬意と思いやりを持って接することで好意と友情を深め、ついてはより良いクラブ運営、会員増強に大きく繋がるのではないのかと考えます。こうした配慮ある行動が揺ぎない気持ちの良い親睦になるのではないでしょうか。
 会長研修会で言われました「ロータリーに観客席なし」
個々のロータリーへの関わり方は事情により様々ではあるかと思いますが、今出来る精一杯を区切りの年でもありますので出雲ロータリーの未来のため一丸となりより良いクラブ作りに御協力頂きたいと思います。

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